【開発ネタ】WWDC2016の基調講演を見て思ったことを書きなぐる
どうも、太田です。 相変わらずキャラが確立しないっす。
さて、今日の早朝2時にWWDC2016の基調講演がありましたね。毎年恒例のアレです。 眠気と格闘しながら書いているので、文章グダグダですがご容赦ください。
今回は古くからのアプリにいろいろ手が入るようで、特にメッセージアプリはfacebookのメッセンジャーやLINEなどをかなり意識したような機能が新たに加わるらしいです。
今後のメッセージアプリサービスの業界地図が2016年にどう変わっていくのか楽しみですね。
ところで今日のWWDC2016を見て思ったのは、結論Appleさんがどんどんオープンになってきてるなってことです。 その予兆は1つ、2つ前だったかな?homekitが出た時にも感じたのですが、今回は昔からあるメッセージ、通話(voIP)や、これから来るべきロボット社会の核を担うであろうsiriさんなど、言ってしまえばiOSのコアとなる部分のAPIを出してきたなーと。
これは、1つはスマートフォンが世の中にある程度浸透しきったということもあるでしょう。 昔はiPhoneが発売されるたびに、アメリカだとblackberry、日本だとガラケー(フィーチャーフォン)からの買い替え需要が発生してたし、iPhoneが発売してからもう10年弱ぐらい?経つと当然ながらもうほとんどの人がスマホを持っているわけで。
しかも昔はスマホもできたばっかりで、「おっそ」とか「もっとこんな機能ないの?」みたいな利用者の要望やら不満やらがガンガン出てきたから、新しいiPhoneが出たらアーリーアダプターは2年どころか1年サイクルで買い換えたりしていたわけだけど、早さも機能もある程度いい感じになってくると別に新しくiPhoneを買う必要もなくなるわけで。
iPhoneだけが理由ではないと思うけど、Appleさんが13年ぶりの減収減益(って言っても今でもアメリカ、いや世界の時価総額ナンバーワン企業ってことで超半端ないのだけれど)とかが大きな象徴だと思います。
そうすると、今までは「とりあえず俺らのアプリ使っておけばいいと思うよ」っていうのが通用したけど、ユーザーもスマホの操作とかアプリに慣れてきて「純正のアプリにこの機能ないの?そしたら他のアプリでいいかな?」ってなると思っていて。
そうするとどんどんサードパーティのアプリを使うことが増えていくのだけれど、いざそれらのアプリを使ってみても別のまた不満とか機能要望とかもあるわけで。
そうするとAndroidの方がいろいろとカスタムできるし良さそうだよね、ってことになるんじゃなかろうかと。 世界の事情はあまりよくわからないけれども、特に日本の場合はMVNO業者が増えてスマホカードをSIMフリー端末に指すような、つまり端末を選ばない時代に突入しているわけで、そうするとiPhoneユーザーだった人もAndroidに買い替えちゃうんじゃないかっていう。
さらに追い打ちでAmazon alexaっていう、日本ではあまり馴染みがないかもしれないけど、しかも俺もあまりよくわかってないけど、Amazonの人工知能?はすでにAPI開放してたり、そういえば今思い出したけどGoogleさんも今年のイベントでspeech APIだっけな?そういった音声認識のAPIを開放したり、「Tensor flow」っていう機械学習のライブラリやらを出していたりということもあって、「swiftのオープンソース化はめっちゃうまくいったけど、このままだともしかしたら技術者が少しずつ離れちゃうかも?」みたいな焦りもあったんじゃないかなと。
そういう、いろいろいろいろな要素があって今回、コアとなる部分のAPIを開放したのではないかと思っております。 いずれにしてもいろんなAPIがどんどん開放されるのは技術者にとっても世の中にとっても素敵なことだし、特にiPad上でswiftを使ってplaygroundを使えるって、swift全然触っていないのに1人で家で胸熱になってました。
以上が、WWDC2016を見た感想でした。 あーswiftさわりたーい。まだまだ先になりそうかな。。。
それではまた。
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